2015年に亡くなった人のうち、相続税が課税された方は、
2014年に比較して83%増の約10万人となり、
課税対象者は4.4%から8.0%と過去最高に達しました。
主な理由は、基礎控除の大幅な引き下げです。
相続税の総額は約1兆8千億円で、
前年比で約30%増となりました。
相続財産の内訳は、不動産:約38%、現金・預金:約30%、
有価証券:約15%とのことです。
地域別では、東京国税局の管轄地における
課税割合が12.7%に達し、前年の7.5%から大幅に
増加しました。
東京都23区に限定すると、更に高率な課税割合
であったことは確実です。