相続関係説明図とは、家系図のようなものですが、
これが無い場合、不動産の登記や被相続人の預金を
引き出すのに支障をきたします。
被相続人の戸籍謄本等から相続人を特定して、
それ以外に相続人が居ないことを証明したり、誰が不動産を
相続することになったかを説明する図です。
一見簡単に作成できそうですが、戸籍を収集するのに多くの
時間を要したり、内容を判読するのに苦労する場合もあります。
先ずは親族の構成、相続人の人数を書き出し、
基本的な構図を作成します。
EXCELで作成するのであれば、用紙の縦横の選択が
ポイントです。最初から全体像を把握しないで作成を
開始すると、途中で用紙に入りきらなくなり、
また最初から作り直しという事態にもなりかねません。
データを入力するのは一番最後のまとめと考えて
作業すれば、効率的に作成できます。
尚、不動産登記に提出する相続関係説明図は、
一般のものに不動産の相続状況を追記する必要が
あります。
具体的には「分割」、「相続」などで表記します。
また、用紙はA4を推奨いたしますが、困難な場合は
A3で作成し、二つ折りでもかまいません。
また、金融機関によっては、独自の用紙を用意して
いますので、それぞれの説明に従って記載してください。
ご不明な点は私どもの行政書士事務所に
お尋ねください。