【2016年11月1日更新】
遺産の分割で意見が合わない、不動産を売却、
或いは利用等の予定がない、
相続人の1名がその家に住んでいる、
兄弟仲が良いので将来も争いは起きない等の理由で、
「とりあえず」不動産を共有名義にしておく、
あるいは、「とりえあず」〇〇に相続させる、
といった遺産分割をされる方が多いに驚かされます。
この「とりあえず」という判断は、二次相続での
相続税の影響を計算しているか、
次世代の分割をどのようにするか等、
「とりあえず」の次に起こる将来の分割も同時に協議して
おくことが重要です。
問題を先延ばしにすることは、将来において
一層解決が困難となる問題を子孫に押しつける
ことにもなりかねません。