相続等で取得した不動産が空家となったり、
所有者不明の土地となったりする事例が増えています。
その解消策として、来年には政府が土地を譲り受ける制度が
スタートします。ただし、次のような条件が課せられています。
※ 建物があれば解体して更地にする
※ 土壌汚染や埋蔵物があれば除去する
※ 審査のための手数料を支払い
※ 10年分の土地管理料を支払う
以上の通り、土地所有者はかなりの費用を負担して
国庫に納めることとなります。
売却できないような土地であるがため国に納めるのでしょうから、
多額の費用が掛かるのであれば、このまま空家として放置すると
考える人が多いと思います。
この制度は5年ごとに見直されるようですので、
将来に条件が緩和がされることもあるかと思います。
また、家を低料金で解体して駐車場として活用したり、
間口が狭くて家を建てれない場合に、隣地の所有者と
交渉して建築可能な土地にするようなサービスを
提供している会社もあるそうです。
お困りでしたら、一度それらの専門会社にご相談されては
如何でしょうか。