「相続で一番大切と思われている事は?」 とお伺いすると、
「相続税対策」と回答される方が多くいらっしゃいます。
しかし、私どもは税金よりもに【故人の遺志】を尊重して、
できる限り【家族円満】に 遺産を分配できるようにすることであると考えています。
「家業の承継を考えなければならない」、
「最後まで優しく自分の面倒を見てくれた子には多めに財産を譲りたい」、
「浪費家の子には財産を譲りたくない」
「相続人以外にもぜひ財産を譲りたい人がいる」等、
人それぞれ思いは違うはずです。そのような思いを実現するためには、
【事前に準備すること】が何より大事です。
亡くなられた方が賢く相続税を節税したと評価されるより、
思いを明確に遺して、不要な争いが勃発しないように配慮することの方が
本当の思いやりではないでしょうか。
遺言とは、損得ではない【ご家族等への思いやり】ではないでしょうか?